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豊後:森陣屋址(もりじんやあと)

住 所 :大分県玖珠郡玖珠町大字森
築城者 :久留島通嘉
築城年代:天保八年
形 式 :陣屋
遺 構 :庭園・石垣・門
指定史跡:未指定
訪問日 :令和03年02月16日

歴史

森陣屋は慶長六年に「関ヶ原の戦い」で西軍方に味方した来島康親(くるしまやすちか)が豊後森一万四千石で移封してきたが来島氏は城主の格式が乏しかった為にこの地の本拠でもある角牟礼城(つのむれじょう)に居城する事ができなかった。
そこで山麓に森陣屋を築いたのが始まりだ。
来島氏は二代目:道春(みちはる)の時に性を久留島氏と改め八代目:久留島通嘉(くるしまみちひろ)時代に三島神社の改築の名目で陣屋を城郭風に改築した。

現在

森陣屋址は別名・久留島陣屋ともよばれ現在「三島公園」となっており公園内に庭園跡や石垣などがある。
特に山頂の三島神社周辺には門や石垣などが随所に残っておりこの神社の裏から角牟礼城(つのむれじょう)へと続く山道がある。
遺構としては良好な形を残しているのだが大半は角埋山(つのむれやま)との入り口として使用されていて陣屋址ということがあまり知られていないようだ。

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