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山城:指月伏見城址(しげつふしみじょうあと)

住 所 :京都府京都市伏見区桃山町泰長老126-27
築城者 :豊臣秀吉
築城年代:天正二十年
形 式 :平城
遺 構 :無し
指定史跡:未指定
訪問日 :平成30年11月24日

歴史

指月伏見城は天正二十年に豊臣秀吉が築城した。
天下を掌握した秀吉は隠居後の居城として京:伏見に新城を築城した。
文禄三年に未完成ながら秀吉は当城に移り住んだが、同五年に起きた「慶長伏見大地震」によって完成間近の指月伏見城は倒壊した。
その後秀吉は指月伏見城の近場にあった木幡山山頂に再度、木幡伏見城を築城し慶長二年に移り住むが翌三年に秀吉はその木幡伏見城で生涯を閉じる事となる。

現在

現在の指月伏見城址は住宅団地内に案内板を残している。
元来伏見城は木幡伏見城の事を指し指月伏見城は存在しないと考えられていたが、 平成二十七年に当地でマンション建設の際に指月伏見城の遺構が出土したため、近年では指月伏見城は存在した可能性が高くなっている。
だが現在はマンションが建設されておりその付近に案内板を残しているのみである。
木幡伏見城から比較的近場に有るためこの地に立ち寄った際には一度訪れてみては如何だろうか。

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