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近江:八幡山城址(はちまんやまじょうあと)

住 所 :滋賀県近江八幡市宮内町
築城者 :豊臣秀次
築城年代:天正十三年
形 式 :平山城
遺 構 :石垣・空堀・曲輪
指定史跡:未指定
訪問日 :平成31年04月06日
  • 続日本100名城

歴史

八幡山城は天正十三年に関白:豊臣秀吉の養子秀次(ひでつぐ)が築城した城だ。
秀次は天正十三年の紀州攻めや四国征伐で戦功をあげると近江八幡二十万石を拝領しこの地に入封した。
入封後の秀次は安土城に隣接する八幡山に新たな城の築城を計画する。
築城には秀吉本人が普請の指揮を執り安土城の資材や城下町を新城に移行させた。
秀次は天正十八年までこの城を居城とし清州城に移封となると京極高次(きょうごくたかつぐ)が入城する。
だが文禄四年に秀次は秀吉の強制的な命令によって隠居となり後日打首となると高次は大津城に移封され八幡山城は廃城となった。

現在

現在の八幡山城址は八幡山に多くの遺構を残している。
八幡山には麓からロープウェイが行く事が可能で4分程で山頂に到着する。
山頂には秀吉の姉:日秀尼(にっしゅうに)が開基した村雲門跡瑞龍寺が建ちその瑞龍寺を囲む様に石垣が残っている。
また北の丸、西の丸、二の丸には曲輪が残されており西野丸から望む琵琶湖は絶景だ。
また麓には秀次の居館跡があり城下町風情も残されている場所になっている。

続日本100名城スタンプ設置場所

瑞龍寺
近江鉄道八幡山ロープウェイ山上駅

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