備前:周匝茶臼山城(すわいちゃうすやまじょう)
住 所 :岡山県赤磐市周匝15
築城者 :笹部勘次郎
築城年代:天文年間
形 式 :山城
遺 構 :模擬天守・曲輪・堀切
指定史跡:未指定
訪問日 :令和04年05月21日
築城者 :笹部勘次郎
築城年代:天文年間
形 式 :山城
遺 構 :模擬天守・曲輪・堀切
指定史跡:未指定
訪問日 :令和04年05月21日
歴史
周匝茶臼山城は天文年間に浦上宗景の家臣:笹部勘次郎が築城したと云われている。
天正五年に浦上氏家臣であった宇喜多直家が、浦上氏を没落へと追いやると、勘次郎は美作の後藤勝基を頼り反宇喜多連合軍に加わった。
だが、同七年に直家は茶臼山城を攻城し勘次郎、仙千代親子は討ち死にし城も落城した。
その後、江戸時代の寛永九年に岡山藩の池田氏家臣:池田長明が陣屋を構え明治時代まで栄える事となった。
現在
現在の周匝茶臼山城は城山公園の山頂に模擬天守や曲輪、堀切などが残されている。
城山公園には駐車場が整備されており、模擬天守前まで車で向かう事が出来る。
模擬天守は現在展望台として使用されており、敷地内には竪穴式住居や土産屋も建っている。
敷地周辺には堀切や曲輪が良好な形で確認できた。
模擬天守からは周匝地域を一望できる場所になっている。