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備中:鬼ノ城址(きのじょうあと)

住 所 :岡山県総社市黒尾
築城者 :不明
築城年代:不明
形 式 :山城
遺 構 :復元城門・石垣・水門
指定史跡:国指定史跡
訪問日 :令和02年06月20日
  • 国指定史跡
  • 日本100名城

歴史

鬼ノ城は文献では全くその名が出ないために築城者や築城年代は不明だ。
有力な説としては天智二年に起きた「白村江(はくそんこう)の戦い」で百済救済のため、大和朝廷は朝鮮半島に援軍を送るも 唐・新羅連合軍を前に大敗を喫してしまう。
そのため唐・新羅連合軍の侵略に備え九州や、畿内に幾つもの朝鮮式山城を築城し防衛機能を強化した。
その城の一つが鬼ノ城だと云われている。
だが連合軍が攻め寄せる事は無くいつしか廃城となった。

現在

現在の鬼ノ城址は吉備高原の南端に位置する鬼城山山頂に石垣などの遺構を残している。
この城の見所は多く復元された城門や角楼、多くの水門、城門の正反対に位置する屏風(びょうぶ)折れの石垣などが人気スポットになっている。
特に屏風折れの石垣は朝鮮式山城の石積が断崖絶壁に築かれており築城技術に驚かされる事だろう。
また鬼城山山頂からのぞむ下界は絶景で展望台も多く設置されている。

日本100名城スタンプ設置場所

鬼城山ビジターセンター内

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