原田城は築城者や築城年代は不明だ。
だが近年の調査で鎌倉時代にこの地の豪族であった原田氏が築城した説が濃厚になっている。
天文十六年には三好氏と細川氏の間で原田城攻防戦が行われており、天正六年には織田氏家臣：中川清秀(なかがわきよひで)が在城し有岡城攻城戦の足掛かりとした。

現在原田城址は「原田しろあと館」として残っている。
この館内には土塁などの遺構がある様だが、散策日は休館日で館内を確認する事が出来なかった。
建物の前に案内板がありこの城の歴史を読み解く事が出来る。