信濃:龍岡城址(たつおかじょうあと)
住 所 :長野県佐久市田口下町3000-1
築城者 :松平乗謨
築城年代:文久三年
形 式 :平城
遺 構 :御台所・石垣・堀・曲輪
指定史跡:国指定史跡
訪問日 :令和元年08月11日
築城者 :松平乗謨
築城年代:文久三年
形 式 :平城
遺 構 :御台所・石垣・堀・曲輪
指定史跡:国指定史跡
訪問日 :令和元年08月11日
歴史
龍岡城は文久三年に松平乗謨(まつだいらのりたか)が陣屋として築城した五芒星(ごぼうせい)形の縄張りをした要塞だ。
三河国奥殿藩(おくとのはん)藩主である乗謨は分領であったこの地に新たに陣屋を築く事の許可を幕府から取り付け築城した。
西洋の築城技術を学んでいた乗謨はその技術を取り入れ五芒星形の陣屋を築城した。
この陣屋は龍岡城と呼ばれており完成時には領民にも見学を許可しているが完成から八年後に明治時代を迎えるとその短い役割を終えた。
現在
現在の龍岡城址は田口小学校内に遺構を残している。
この城址の見所は何と言っても五稜郭の形をした地形だが残念ながら徒歩ではその姿の全貌を確認する事はできなかった。
この地の裏手にある山の展望台から確認できるようだが今回は時間の都合で断念した。
敷地内は小学校のため隣接している「龍岡城であいの館」に問い合わせをして見学を行うといいだろう。
その敷地内は唯一の現存遺構である御台所が残されている。
またこの地の周辺は田園地帯となっておりのどかな風景に心を癒される事だろう。
続日本100名城スタンプ設置場所
五稜郭であいの館内