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琉球:三重城址(みえぐすくあと)

住 所 :沖縄県那覇市西3丁目2−35
築城者 :尚清王
築城年代:16世紀後半
形 式 :丘城
遺 構 :石垣・曲輪
指定史跡:未指定
訪問日 :平成22年03月18日

歴史

三重城は第二尚氏:尚清王によって16世紀後半に倭寇(わこう)(海賊)対策として築城されたと云われている。
三重城は城と呼ぶより倭寇への防御重視として砲台などが置かれた建物で、造りも三重城と那覇港にある浅瀬に橋を造ったがその橋が三つあった事から三重城と呼ばれた。
その後は薩摩軍による琉球征伐で朱里に侵攻された際に三重城は薩摩兵の猛攻に耐え遂に港からの首里上陸を断念させた。

現在

現在三重城址は那覇港の守りとして今でも多くの人々が島のご先祖様達に向かって祈りを捧げ慰める場所となっている。
那覇港の隅に多少の遺構を残している。
那覇港の一番奥に位置しているので散策には多少戸惑うかもしれないが石垣や曲輪が遺構として残っていた。
この地から見る那覇港は風も気持ち良く風景としても良い場所なので是非立ち寄ってほしい場所の一つだ。

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