具志川城は築城者や築城年代について未だ定かになっていない。
だが久米島の伝承によれば久米島の具志川城城主：真金声按司(まかねくいあじ)が伊敷索按司(いしきなわあじ)の二男：真仁古樽按司(まくにたるあじ)に攻めら久米島を脱出した際に沖縄本島で再起を図る為に築城した城だと云われている。
ただしこの説の確証はなく城の造りや城名などが久米島の具志川城と似ている事からこの説が最有力に上がっている。

現在の具志川城址は平成12年から13年計画で保存修理中で指定された場所しか散策をする事ができなかった。
沖縄本島最南端の城址だけあってこの城址から見る太平洋の海は大変綺麗だ。
遺構としては城壁や石垣が良い形で残っている。
保存修理が完了したら是非再度訪れてみたい。