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琉球:伊波城址(いはぐすくあと)

住 所 :沖縄県うるま市石川伊波239−4
築城者 :伊波按司
築城年代:13世紀~14世紀
形 式 :山城
遺 構 :石垣・曲輪
指定史跡:県指定史跡
訪問日 :平成22年03月16日
  • 県指定史跡

歴史

伊波城は1322年に伊波按司によって築城されたと云われている。
伊波按司は北山王となる怕尼芝(はにじ)・羽地按司に滅ぼされた、今帰仁城主の子孫だと云われ、今帰仁城落城後この地に逃れて再起を図る為に築城した城が伊波城だが規模としては比較的小型のグスクであった。
平成元年の発掘調査では遺構跡以外にも貝塚時代の食べ物の残しや骨なども出土しており、 伊波城が建っていた丘稜自体が貝塚跡だという事で歴史的に非常に貴重な場所とされている。

現在

現在の伊波城址は伊波集落の山頂付近に遺構が残っている。
遺構は石垣や曲輪が確認でき沖縄県の史跡文化財にも指定されている。
規模としても良好な形を観る事ができた。
更に山頂付近から眺める金武湾やうるま市はかなりの美景だ。
しかし入口に「ハブに注意」の立て看板があるので十分に気を付けていただきたい。

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