九州の観光情報サイト:Kyusyu.sky.net

豊後:永山城址(ながやまじょうあと)

住 所 :大分県日田市丸山2丁目1-23
築城者 :小川光氏
築城年代:慶長六年
形 式 :平山城
遺 構 :石垣・堀・曲輪
指定史跡:県指定史跡
訪問日 :令和03年02月16日
  • 県指定史跡

歴史

永山城は慶長六年に小川光氏(おがわみつうじ)によって築城された。
築城の際には商家を移して街も新たに興している。
元和二年に石川忠総(いしかわただふさ)が入封すると名前を丸山城から永山城と改名した。
寛文九年に中津城主:小笠原氏の城番が置かれ同十六年には天領として代官所が置かれた。
その後、松平氏が入封したがその松平氏も移封するとまた天領となり明治に至った。

現在

現在の永山城址は「月隈公園」となっており公園内に遺構が残っている。
特に公園入口の水堀と城壁は見応えがあり良好な形として遺構が残っている。
公園内に小高い山の山頂部に天守台のような石垣が築かれている。
公園全体が城址の形だが三の丸の石垣は県庁や知事官邸を建築した時に造られた物だとも云われている。
また近くにある豆田町は武家屋敷の名残を多く残している。

MAP