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豊後:日田城址(ひたじょうあと)

住 所 :大分県日田市北豆田
築城者 :鬼蔵永弘
築城年代:仁寿二年
形 式 :山城
遺 構 :曲輪・堀
指定史跡:未指定
訪問日 :令和03年02月16日

歴史

日田城は仁寿二年に鬼蔵永弘が築城したと云われている。
この城は別名:大蔵古城とも呼ばれている。
鬼蔵氏は後に大蔵氏(大蔵日田氏)と性を替え長らくこの地で栄え「源平の合戦」や「蒙古襲来」で活躍している。
その後、大友氏が豊後で勢力を伸ばすと大蔵氏は大友氏の傘下に入る。
だが文安元年に日田大蔵氏内で家督争いが起きると日田大蔵氏は滅亡した。
日田氏の重要性を感じ大友氏が一旦は再興(大友日田氏)させるも其方も後に滅んでしまった。

現在

現在の日田城址は慈眼寺公園に曲輪等の遺構を残している。
公園は永興寺から入る事が出来、その永興寺の裏手にある丘陵に遺構が残っている。
だがこの丘陵は意外に広く伸びており最頂部が本丸跡地だと思われるがその周辺に土塁や曲輪らしき物を確認できた。

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