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筑前:飯盛山城址(いいもりやまじょうあと)

住 所 :福岡県古賀市薦野1138
築城者 :宗像氏
築城年代:不明
形 式 :山城
遺 構 :曲輪・土塁
指定史跡:未指定
訪問日 :令和元年10月27日

歴史

飯盛山城の築城年代は不明だが許斐岳城(このみだけじょう)の詰めの城として宗像氏(むなかたし)が築城したと云われている。
この城の築城目的は宗像氏が立花氏への脅威に備え築城したと思われる。
大友氏の後ろ盾を当時得ていた立花氏は毛利氏に従っていた宗像氏と常に争いが絶えなかった。
そのため立花氏は本拠となる立花山城から交通の要所であった許斐岳城を攻め立てる必要があり飯盛山城はその立花氏への守衛の為に重要な城であった。

現在

現在の飯盛山城址は飯盛山山頂に腰曲輪や土塁が残っている。
標高157mの低山として多くの方が登山に来ており登山道入口から10分程度で山頂に行く事が出来るため城址というより憩いの場所として知られている。
その山頂は城台となっておりそこから下へ腰曲輪が確認出来た。
また9合目辺りに二の丸と思われる広場も確認する事が出来る。

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