豊前:堂山城址(どおやまじょうあと)
住 所 :福岡県築上郡築上町伝法寺1357
築城者 :不明
築城年代:不明
形 式 :山城
遺 構 :曲輪・土塁・堀切
指定史跡:未指定
訪問日 :平成28年05月08日
築城者 :不明
築城年代:不明
形 式 :山城
遺 構 :曲輪・土塁・堀切
指定史跡:未指定
訪問日 :平成28年05月08日
歴史
堂山城は築城年代や築城者は不明の城だ。
天正年間にこの地の主である宇都宮一族:伝法寺氏の居城となっており城主は伝法寺兵部大輔鑑満と云われている。
伝法寺氏は宇都宮冬綱(うつのみやふゆつな)の孫:宇都宮兵庫頭景忠が祖である。当時は城井郷城の入口を塞ぐ要の城として使用されていた。
また堂山城は堂山の山頂にあり下には城井川が流れこの川を天然の濠となっていて天然の要塞でもあった。
地元住民からは山頂を遠見番所と呼ばれ周囲を見渡すには絶好の場所でもあった。
現在
現在の堂山城址は正光寺の裏手に曲輪や土塁などが残っている。
遺構としては結構良好な形でありその遺構から当時の堂山城が天然の要塞だった事が伺える。
また発掘調査では柱穴が発掘されており櫓跡と推測される。
主郭は山頂にあり西尾根が堀切で遮断されている。
他にも平段が残る曲輪郡なども見る事ができる。