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筑前:高祖山城址(たかすやまじょうあと)

住 所 :福岡県前原市大字高須
築城者 :原田種継
築城年代:建長元年
形 式 :山城
遺 構 :石垣・土塁・曲輪
指定史跡:未指定
訪問日 :平成21年08月31日

歴史

高祖山城は原田種継(はらだたねつぐ)・種頼(たねより)親子が元来高祖山に築城されていた朝鮮式山城の怡土城 (いとじょう)を利用して築城し原田氏の居城とした。
以降の原田氏は「元寇の戦い」や「南北朝時代での戦い」で戦功をあげ大友氏家臣として少弐氏(しょうにし)との激闘など幾多もの戦場で戦いに明け暮れたが、天正十五年に小早川・黒田両軍に攻められ降伏すると高祖山城は廃城となり原田氏も改易となる。

現在

現在の高祖山城址は高祖山山頂付近に土塁や曲輪等の遺構を残している。
高祖山は元来怡土城も築城されており両城の遺構が高祖山に残っている。
だが怡土城の遺構の方が有名で国史跡に指定されているが城址巡りよりも高祖山登山の方が大半だ。
登山道は麓の高祖神社付近から延びており40分程度で登る事が出来るが途中勾配な登りとなる為にそれなりの準備を心がける事をお勧めする。

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