豊前:門司城址(もじじょうあと)
住 所 :福岡県北九州市門司区和布刈
築城者 :平知盛
築城年代:元暦二年
形 式 :山城
遺 構 :石塁・曲輪・石碑
指定史跡:未指定
訪問日 :令和03年03月02日
築城者 :平知盛
築城年代:元暦二年
形 式 :山城
遺 構 :石塁・曲輪・石碑
指定史跡:未指定
訪問日 :令和03年03月02日
歴史
門司城は源平時代に平家の勇将:平知盛(たいらのとももり)が築城されたと云われている。
寛元二年に下総前司親房が平家残党鎮圧の下知奉行として鎌倉幕府より豊前国代官職に任じられ下向すると親房の子孫が地名から姓を「門司」と名乗り繁栄する。
南北朝時代には門司氏内で分裂騒動を起こすが約三百五十年に渡り北九州の地を治めた。
門司城は室町時代には大内氏の所領となり門司氏はその従属となるが大内氏滅亡後は毛利氏と大友氏が覇権を賭して争う様になる。
慶長五年に細川忠興が豊前に入国すると城を改築し元和三年の一国一条令により廃城となるなで使用された。
現在
現在の門司城址は和布刈公園(めかりこうえん)となっておりその公園内にある小山(標高175m)の山頂付近に遺構を残している。
だが遺構殆どが壊滅しており山頂に土塁と石垣を確認する事ができた。
だがこの山頂からは関門海峡や下関市内などが一望出来る場所になっている。