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大隅:加治木館址(かじきかんあと)

住 所 :鹿児島県姶良市加治木町仮屋町213
築城者 :島津義弘
築城年代:慶長十一年
形 式 :平城
遺 構 :石垣・石碑・曲輪
指定史跡:市指定史跡
訪問日 :平成20年03月25日

歴史

加治木館は慶長十一年に薩摩の名将:島津義弘(しまづよしひろ)によって築かれた城だ。
義弘は晩年、加治木城に居城を移す予定だったが山城で交通の便が不便の為に 新城として加治木館を築城しこの地に住み着きこの館で生涯を終えた。
加治木城の方はその後「詰めの城」となった。
義弘亡き後も島津氏の居館として明治時代まで使用された。

現在

現在の加治木館址は「加治木高校」の敷地内にある「護国神社」の境内に石垣や曲輪の遺構を残している。
神社入り口には立派な石碑も建っており周囲を見回しても城下町の名残を残している。
薩摩の名将:島津義弘最後の場所として多くの方が訪れている。

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