前田台場は文久三年に長州藩によって築かれた。
江戸末期の長州藩は攘夷(じょうい)を行うべく、外国船に向け前田台場等から大砲による砲撃を行ったが逆にフランス軍艦によって前田台場は占領された。
翌年に再度前田台場を占領されると前田台場は破壊された。

現在の前田台場址は史跡公園となっている。
公園内は上段と下段の二段に分かれており下段側に石碑とVRが堪能出来る案内板が建てられている。
関門海峡を通る外国軍艦を砲撃する場所のため、この地からは関門海峡を一望出来る。