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出雲:松江城(まつえじょう)

住 所 :島根県松江市殿町1-5
築城者 :堀尾吉晴
築城年代:慶長十六年
形 式 :平山城
遺 構 :現存天守・復元櫓・石垣
入場料 :大人 680円 / 小人 290円
指定史跡:国指定史跡
訪問日 :平成30年12月5日
  • 国宝
  • 国指定史跡
  • 日本100名城

歴史

松江城は慶長十六年に堀尾吉晴(ほりおよしはる)が築城した城だ。
吉晴は豊臣秀吉に仕え多くの合戦で武功をあげた武将で秀吉からの信頼が厚く中老職をつとめていた。
だが慶長四年に家督を忠氏に譲ると翌年勃発した「関ヶ原の戦い」にて東軍方に味方をするが吉晴は戦前に負傷し戦には加われなかった。
しかし忠氏の活躍により出雲を拝領し月山富田城(がっさんとだじょう)に入城するが城は山に囲まれた場所にあり交通、政治共に不便な事から 幕府に新城の許可を得て築城した。
江戸幕府は慶長八年に新城の許可を出すが吉晴と忠氏は新城地に関して意見が異なり、また忠氏が慶長九年に死去したことから松江城の築城開始は慶長十二年から行われる事となる。
忠氏の跡を継いで忠晴が藩主となるも幼少のために吉晴が執政を行っていた。
松江城は慶長十六年に完成するが吉晴は松江城の完成を見届ける様にこの世を去った。
だがその忠晴も寛永十年に死去すると嫡子不在の堀尾氏は断絶となる。
次に京極忠高(きょうごくただたか)が入封するも寛永十四年に忠高が死去し京極氏も断絶となる。
その後、松平氏が入封し明治時代まで栄えた。

現在

現在の松江城は現存天守を残しており多くの遺構も復元されている。
平成27年には天守閣が国宝に認定され多くの方が来られている。
また復元櫓や石垣など多くの遺構があり見所は尽きない。
更に大手門近くには遊覧船で堀周辺を散策する事も可能で松江城の近くには武家屋敷も整備され、その周辺の道は「日本の道100選」に選出されている。
松江城は比較的多くの遺構を残しお城ファンは必ず一度は訪れる場所だ。

日本100名城スタンプ設置場所

松江城天守内受付窓口

松江城関連サイト

国宝松江城ホームページ

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